TRANSIT NOTES

最近ハマッているフォールディング
バイシクルでブラブラした時の写真です。


2003/08/04 - TRANSIT NOTE.48
キャンプツーリングの練習だ! from 長者ヶ崎(神奈川県)
キャンプツーリングの練習をすることにしました。この練習によって、キャンプに足りないもの、余分なもの。そして楽しむ方法について感じてきます。
今回は比較的大きなザックにテントの装備を入れて来ました。

TATONKAの30Lザックには、テント、マット、寝袋、工具、衣類、ラジオ、ライトなどを入れていて、およそ6〜7kgほどの重さになってます。今回は同行している後輩が、テントを持たない代わりにコッヘルやガスストーブ、ガス缶、調味料などを持っています。

この日はとても暑くて、飲み物をがぶ飲みしながらようやく長者ヶ崎までたどり着きました。ああ〜疲れた。腕とか真っ黒。後輩は腕真っ赤。(^^;

更に暑いだけじゃなくて風も強い。この風が無ければもっと楽に来れたのに。
ちなみに翌日は風はありませんでした。ちくしょー

泳ぎたいけど、泳ぐとそのあと眠くて動けなくなるんですよね。

テントを張る場所を求めて海岸沿いを走っていたら「ラドン湯」発見!!
ここいらには温泉や銭湯はないと思ってたんでとても嬉しい。\500でした。
温泉では無いですけれど、汗ベッタリの疲れた体には十分です。

ラドン湯でさっぱりしたあと、近くの松林にテントを張れそうな場所を見つけました。
海の家の近くなので公衆トイレもあるし、食材を売ってる店もあるしね。

マウンテンハードウェア社の「アプローチ」テント。(1〜2人用)重さ約2.2kg
イーストン社製のフレームを使った比較的軽量なテントです。設営も簡単。

メッシュを多用しているので、フライシートを付けなければ、まあまあ快適。

フライシートを付けてみたの図。
寝るときに気付いたんですが、フライ付けると暑苦しい。

UVXとかいう窓がついていて、中からは見えますが、外からは見えにくくなってます。

テントも張ったし、貴重品は財布だけなので見張りも立てずに食材調達に出発
水4リットル、豚肉、ビール、ソーセージ、レトルトカレー、フルーツなどをごっそり購入。

去年買ったまま一度も使わなかったユニフレーム社製ネイチャーコンロを実験。なんとこのコンロ、燃料が松ボックリなんです。ここは松林なので燃料はいっぱいあるぜ!でもこのコンロ、火力が一定しないし、松ボックリはすぐに燃え尽きちゃう。結局、松ボックリを50〜60個くらい使ってもご飯が炊けませんでした。御飯を炊くんじゃなくて、お湯を沸かしたりするのに向いてるかも。

「本格的おこげ」御飯で美味しくない夕食を済ませたあと、グッタリ状態なので早々に寝ることにしましたが、騒音(砂浜の後片付けだと思う)やテントの中に紛れ込んだ「蚊」の襲来によってグッスリ眠ることも叶わず。電池式蚊取りマットは必須かも。

編集後記

今回のキャンプツーリングはあくまでも「練習」だったのですが、
やっぱ実際にやってみて初めてわかることがいろいろとありました。

・自立するテントの方がいい。設営が簡単に出来る。
・シングルウォールテントより、ダブルウォールの方が夏はいい。(フライ外せるし)
・ザックよりも、リアキャリア+パニアバッグ×2の方がたぶん楽チン。
 でも輪行と併用する場合は、駅の中の移動とかはきついかも???
・風があると風防無しのガスストーブは使えないので、風防を別途購入した方がいい
・夏は電池式の蚊取りマットが無いと、快眠できないかも。
・夏は高地じゃなければ寝袋はいらないかも。タオルケットの方がいいのでは。
・ガスストーブを利用する場合は、煮込み系の料理はやらないほうがいい。
 後片付けも大変だし、ガスが切れたら大変。(アウトドア用のは入手が困難)
・普通のボンベが使えるガスストーブは、ちょっとでかいけど良いかも。
・寝袋の下に敷くマットは必須。これがないと背中が痛くなるよ。
・LED式のランタンは小さくて電池が長持ちだけど光量が足りず意味が無い
・ジップロック、紐と洗濯バサミは便利かも。

〜っとまあ、こんなことを思いました。
今回の経験を元に、次回はもっと楽しく快適にキャンプするぞ〜。
さ〜ってと、次回はどこに行こうかな。

走行距離: 40km
食べた物: 本格的おこげ、なぞの豚肉料理(サクサクした食感、まるで無い味)
使用チャリ: プジョー Pacific18改改改改